パンダすみれのひとりごと

日々のお気に入りをつづります

1周忌と卒業制作

先日、父の1周忌の法要のため
家族で帰省しました。

初盆で8月に帰省する予定だったのを
娘のコロナ感染で取りやめたので
本当に
久しぶりの帰省でした。

1周忌と言っても、母と姉夫婦と我が家に
親戚が3名のこじんまりした集まりです。

その親戚の家が保育園を経営していて
娘の美術高校の卒業制作である油絵を
園舎に飾ってくれることになりました。

大学に入ってからは
ずっと版画をやってきた娘ですが
高校3年生の頃は油画を主に描いていました。

題材として機関車を描くようになったのも
高校生の頃からで
そのテーマは大学で版画に移行してからも
描き続けてきました。

高校の卒業制作で描いた絵は
海の中を機関車が悠々と進み
子どもたちや海の生物達がその周りで遊ぶ
というような構図でして
大きさ百号!

デカいです。

美術高校の先生というのは
大きいもの描かせたがるんですよ(笑)

卒業制作なんだから、
バーンと大きいのいっちゃえ! みたいな💦

我が家は学校から遠かったですし
イカーもないですし
百号なんて電車で運べないから止めて!
と言ったものの
結局は百号に手を出してしまいました。

制作は学校のアトリエに通い
搬入搬出は運送店に頼み、
卒展は乗り切りましたが…

家に帰ってきた作品の圧迫感!

コンパクトサイズの我が家には(笑)
到底飾れず
実家にそのまま転送し預かってもらっていたのです。


父の葬儀などで母が親戚と顔を合わせる中で
その絵を保育園で飾ってもらえないか
という流れになったようです。

絵柄も
子どもたちに親しんでもらえそうなものなので
ずーっと実家の二階でシーツに包まれているよりは
にぎやかな場所で
色んな人に観てもらえるなら
絵としての意義があるよねという事で(>ω<)

親戚が知り合いのトラックを借りて運んでくれました!

設置場所は保育園の
ロビーから登る階段の横のスペースで
ガラス張りのサンルームのようになっている場所なので
斜め上から射す光が
絵の中の海を照らす光と相まって
とても良い雰囲気になりました。

新学期が始まって
子どもたちがその絵を見て
どんな感想を持ったり、
空想をしたりしてくれるだろうかと思うと、
私もワクワクです✨