ういさんの著書
「みんなえがおになれますように」
を読みました。
ういさんが小3の時に
トランスジェンダーの方にインタビューをしてまとめた
「小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。」
という自費出版本をもとにした
絵本です。
今でこそ、LGBTQ+という存在に対して
理解をしたい、理解をしなければならない
と思える社会になってきましたが
私が子どもの頃には
そういう考えは一般的ではなくて
「ナヨナヨしている」「女らしくない」
など、偏見や差別的な発言が
当然のように投げかけられていました。
今にして思えば
同級生の中にいたあの子は
トランスジェンダーだったのかも知れない。
そんな心当たりが
何人かいます。
彼ら、彼女らが
どんなにか生きづらかったか。
私も知らないうちに
傷つけるような言動をしていたかも知れない。
そう思うと
胸が苦しくなります。
だからこそ
この本を大人にも子どもにも読んでほしいと思います。
それが
みんなえがおになれる為の第一歩になると
信じています。