パンダすみれのひとりごと

日々のお気に入りをつづります

じぶんの時間

観たかったけど見逃していた映画が

野外で上映されることを知り

「平日の夜だけど、でかけてくるね」

と娘に予告をすると

「珍しくない?」

と言われ

 

そうね、確かにね…と思いながら

モヤモヤとした思いが湧いてきました。

 

 

この23年間は子育てが最優先で

じぶんの時間が一切無かったから、

いつでも子どもの学校や行事や興味や教育が大事だったから、

映画や舞台を観るなら子どもが喜ぶ作品をチョイスしたし

 

晩ごはんやお風呂や寝かしつけの時間を考えたら、

夜のお出かけはほとんど出来なかったし…

 

これまでも行きたいイベントや映画はあったけど

子ども向けの作品で無ければ

行きたいと思う前に諦めていたんだと気がつきました。

 

でも、結婚前の私は

普通にコンサートや映画や舞台を観に行ったり、美術館に行ったりしていて

 

けっして今になって急に、ではないのだけれど

23年間私を「母」として見てきた娘にとっては

とても珍しい欲望というか衝動に思えたのでしょうか。

 

下の子が一人暮らしを始めた事で

私の子育て期は終わり

ようやく、自分だけの予定で動ける日々を手に入れました。

 

それでも、夜出かけるとか

1人でイベントに行ったりするのに

多少気兼ねしてしまう気持ちもあったりして…

(家族のご飯の心配とかしてしまったりね💦)

 

だけど、そろそろ好きな事を我慢するのはやめにしようと思います。

これからは、じぶんの時間を大切にしたい。

 

家族が遊びに行ったり飲みに行ったりするのと同じように

私も行きたい所に行って、観たいものを観たい。

 

そんな風に思います。

 

きっと、世の中のおば様たちが

皆さん通って来られた道なのでしょう。

 

ここからが私の人生、楽しまなくちゃねって✨