パンダすみれのひとりごと

日々のお気に入りをつづります

コンプレックスいろいろ

ゴールデンウィークに大学二年生の息子が数日間帰って来ました。

 

こっちの友だちと会うのが目的なので

あまり家にはいませんでしたが

それでも、

久しぶりに大学やバイトやサークルの事など

取りとめのない話をすることが出来ました。

 

大学に入って、

アパートでの一人暮らしを始め

自炊や掃除洗濯もなんとかやっているようです。

 

わりとちゃんと生活出来ているようで

心配もしていなかったのですが

思わぬ盲点が見つかりました😓

 

息子は小さい頃から痩せ型で

小中時代は身体測定の度に

身長と体重を標準体重と比較した肥満度グラフなるものにおいて

痩せと痩せすぎのぎりぎりラインを

低空飛行でなぞっていたタイプ。

 

サッカーをやっていて運動量も多かったので

体重増加が、身長が伸びるスピードに追いつかない感じで

親としても食事内容や栄養が足りているのかをかなり気にして

子ども向けの栄養バランスを考えた料理本とかを参考にしていたんです。

 

それが、大学入学以降は自炊するようになり

「なるべく野菜を食べるようにね」

とか

「ご飯は多めに炊いて冷凍しておけばすぐ食べられるよ」

とか

簡単な料理のレシピとか

そんなアドバイス

無理なく自炊が続けられるようにと思っていたんですが…

 

家族で話をしていた流れで

「お前細いなぁ〜」とダンナが言ったところ

「仕方ないじゃん。だからなるべく大きい服着て肌見せないようにしてるんじゃん」

と言うのです。

ダンナも私たちも、息子が痩せている事を普通だと思っていたのですが

本人的には隠したいコンプレックスになっていたとは😢

 

しかも、サッカーも辞めて激しい運動もしていないのに

むしろ筋肉が無くなって痩せてしまっていたのです。

 

自炊が楽に出来るようにと

あまり栄養バランスについては気にさせなかったのがまずかった…

この1年間の息子の食生活には、タンパク質が足りてなかったんでしょう💦

「食費を週1000円ずつアップして肉魚以外にも、卵、牛乳、豆腐、納豆、ヨーグルト、魚肉ソーセージなんかをプラスして、筋トレすれば元に戻るから!」

とアドバイスしました。

 

世間的には太っている事にコンプレックスを持つ人が多いですし、

痩せている人は気にしていないだろうと思って「痩せてるね〜」とか褒め言葉のつもりでも言っちゃうこともありますが

当人は欠点を指摘されたように感じる事も有るんですね。

 

親としても、反省した出来事でした。

 

そして、栄養学って生きる上で必須な知識なんだなぁとも思ったのでした🍖

食べる喜びだけでなく、身体を作る為にも、健康の為にも、大切な生きる知恵ですもんね。

 

何を食べれば痩せられる、何を食べなければ痩せられる、って

そんな単純な事ではないですよね。

 

痩せる=栄養失調では無意味だし

健康に生きるために美味しく食べたい!

と思う私なのでした。